ブログ|経理代行|Yellowgerbera

blog

経理代行

2024.06.23 - Sun

その他

1.経理代行とは
経理代行とは、企業が実施する経理業務を代行してもらうことです。
経理代行サービスを導入すると、コスト削減や業務効率化が実現します。
しかし、メリット・デメリットを押さえていないと、導入後に思うような成果が得られません。

2.依頼できる業務の例
 日々の業務  帳簿記入
        入出金管理
 月々の業務  給与計算
        請求書発行 
        支払、振込
        買掛金、売掛金の管理
 年度業務   年末調整
        決算処理

3.記帳代行との違い
 一般的に経理代行は経理業務全般の業務に対して、記帳代行は記帳代行のみを引き受けます。ただし、税理士資格がないとできない業務は引き受けできません。幅の広い業務を委託したい場合は税理士へ委託するというイメージです。
 ただし、その分コストはかかるので「どこまで依頼したいか」「依頼する予算はいくらか」を明確にして、自社に適した委託先を選択しましょう。

4.相場料金
①経理代行
 仕訳件数 
 1件~100件      ~15,000円/月
 101件~300件 15,000円~30,000円/月
 301件~    30,000円~/月


②経理代行
 全般  50,000円~/月


5.経理代行のメリット
①コスト削減
 経理部門は、繁忙期と平常時が存在し、人件費が固定化しにくい部門です。
 委託し固定化することで安定した資金繰りや事業計画が作成することが可能となります。また雇用に伴う厚生費を減少させることができるためコストダウンにつながります。
②不正・ミスの防止
社内で長く任されていると不正の起こる可能性もないとは言えません。
外注することで、契約内の業務に対して適切な責任をとってもらえること、また職場もクリーンな環境となりえます。
③専門業務に専念できる
経理事務を本来業務と兼務で行っている会社は少なくありません。
そういった職員を本来の業務に専念できることで、売り上げアップも期待できます。

6.経理代行のデメリット
①コストの発生
経理事務を一人の職員が本来業務と兼務で行っている場合、委託先へ支払は追加で支払うことになります。
②自社の経理担当者が育たず自走ができにくい
経理業務全般を外注すると社内の職員が社内経理のノウハウが身につかず、日常的に外部に頼ってしまう恐れがあり、いつまでも自走できない。
③税務申告はできない
経理代行者は税理士ではないため、税務申告はできません。
税務申告は別で税理士依頼し税理士報酬を支払うことになります。

まとめ
いかがでしたしょうか?
経理代行サービスを利用することで、経営者は事業運営に専念できるほか多くのメリットはありますが、反面、重要な情報を渡すこと、社内経理担当者が育たないなどのデメリットもあります。
導入を検討されている方は、色々な側面から、「依頼する業務」「予算」を明確にして検討されることをお勧めします。

YellowGerberaでは、デメリットのための対策、社内経理担当者の育成、自走可能となる支援なども行っております。活用してみてはいかがでしょうか。